海外で働く「駐在員」には、日本とは異なる商習慣や働き方、つらさをはき出せない特有の状況があります。職場の理解不足や、心身の不調――。それらへの対応が十分ではないという指摘もあります。駐在員に帯同する家族の立場から見える、駐在員の特殊な働き方とは。3人の帯同家族に聞きました。(朝日新聞withnews編集部・金澤ひかり)
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、駐在員やその家族などを含めた「長期滞在者」は世界中に70万人超います(2025年10月現在)。
今回は、世界各国の駐妻たちがつながる団体に参加を呼びかけ、駐在員である配偶者に同行している家族3人を、オンラインでつないで座談会を開催しました。
《参加者》
中国在住の30代女性 配偶者の駐在期間約8年半
シンガポール在住の40代女性 配偶者の駐在期間5年
メキシコ在住の40代女性 配偶者の駐在期間約2年
◇
――みなさん自身も、同行する家族として現地の暮らしになじむ中で大変な苦労をしていると思いますが、駐在員である配偶者を近くで見守る中で気になることはありますか?
中国在住の女性:中国に同行して9年近くになります。飲み会の多さが気になります。
中国ならではなのか「取引先と酒を酌み交わして仲を深める」という雰囲気があります。
特に、年末から年度はじめにかけては、日本の年末年始、中国の春節、年度末年度はじめと続き、「常にシーズン」の感覚です。
その時期になると、毎年週に4日は夜は酒宴。つい最近も平日4日が飲み会で、残りの1日は娘の誕生日のために予定を死守するという週でした。
――そういった時期は出社と帰宅のスケジュールも崩れますか?
はい。普段は朝7時に会社の乗り合いの車に乗って出社し30分前後で到着、18時半から19時に帰ってきます。
ただ、お酒の席がある日は午前2時、3時に帰ってきて、また朝7時に出かけるということも珍しくありません。
引用元:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/404353f70bfd99b86ae6ceff34896a3045f03965
