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主要首長選で敗北続く自民 首相人気、地方に及ばず 党員数も減少傾向 来春の統一地方選へ危機感(北海道新聞)

 地方の主要首長選で自民党推薦候補の敗北が続いている。3月の石川県知事選に続き、4月は選挙戦となった20首長選で9敗した。特に練馬区長選では、自民などが推薦し小池百合子東京都知事が支援した前都議が「完全無所属」を掲げる新人に敗れ「練馬ショック」と報じられた。高市早苗首相の人気が首長選に結び付かず、党派閥裏金事件の余波で党員数も減少する中、党内には来春の統一地方選に向け、危機感が広がる。

 「新潟のため、日本のために(柏崎刈羽原発の再稼働を)決断してくれた」。自民党の小林鷹之政調会長は16日、新潟県長岡市に入り、31日投開票の県知事選で3選を目指す現職花角英世氏をこう持ち上げた。この日は夜まで同行し、県内6カ所で応援演説した。

 党三役が首長選に半日張り付くのは、危機感の表れ。自民は2月の衆院選後、首長選で黒星が続き、3月の石川県知事選では首相が応援入りしながら自民推薦の現職が敗北した。4月の東京都練馬区長選でも、片山さつき財務相や国民民主党の玉木雄一郎代表らの応援を受けた前都議が、政党の推薦や支持がない無所属新人に敗れた。

 4月は、麻生太郎副総裁の選挙区内にある福岡県嘉麻市長選など9市区長選で推薦候補が落選。6月18日告示の滋賀県知事選では、地元県連が4選を目指す現職への対抗馬の選考を断念し、党内には厭戦ムードも漂う。

 政権支持率はなお6割台を維持する一方、首長選での集票力に陰りを見せる自民。鈴木俊一幹事長は「新しい政治手法への期待があり、従来通りの単なる延長には支持が集まらなかった」と分析し、政府関係者も「首長選で自民党は既存勢力とみられて忌避される傾向がある」とみる。

 敗北が続く要因の一つが党派閥裏金事件の余波だ。党員数は2025年末時点で100万3298人で、事件発覚前の21年に比べ12%減少。北海道内も25年末時点で3万5267人と23年比で9.2%減った。道内の自民関係者は「首相がアイドル的に支持されているだけ。自民のイメージは相変わらず良くない」と指摘する。

 9月には与野党対決が確実視される沖縄県知事選があり、来春には統一地方選が控える。自民重鎮は先行きをこう不安視する。「政権支持率も下がってきている。口ばかりで、全然経済は良くならないじゃないかということなんだろうか」


引用元:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3cb8d805579ebaca37fd5384a2476ba3b22c20c