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【落胆】“若者文化拠点”「静岡パルコ」営業終了発表…相次ぐ商業施設撤退で静岡市中心街は?市長受け止めは?(Daiichi-TV(静岡第一テレビ))

静岡市の中心市街地で若い世代をターゲットに営業を続けてきた「静岡パルコ」が2027年1月で閉店されることが発表されました。相次ぐ商業施設の「閉店」で静岡の中心街の今後はどうなるのでしょうか。

(静岡市民)
Q.パルコが2027年1月末で営業終了するが
「あ、そうなんですか。知らなかった。ここつぶれちゃうと駅しか行くとこなくなっちゃうので。 どうしようかなと」

「静岡パルコ2027年1月で閉店へ」。先週11月28日・金曜日に発表された驚きのニュース。静岡市中心街の店舗がなぜ…。

(パルコ 溝口 岳 取締役)
「私どもパルコとして最大限の努力を図り、皆さまに楽しんでいただく中で、現状の取扱高は昨年を上回っているが。大きく改善していくかという見通しはなかなか立てにくいというのが現状、及び中長期視点の見方になっております」

「静岡パルコ」の2024年度の売上は約82億円で、これは全国に15あるパルコ店舗の中で14番目。ピーク時に比べ、約30億円減少していて、業績が伸び悩んだことよって閉店を決めたといいます。

「静岡パルコ」の歴史は20年近くに及びます。

(2007年出店時会見 パルコ 伊東 勇 社長・当時)
「静岡にまったく新しい商業空間を創造するという意気込みで当社の魅力を結集してプランを練ってきた」

2007年に「静岡西武」の撤退に伴い出店した「静岡パルコ」。地上8階、地下1階建てのフロアの中に東京の渋谷や池袋で人気のショップを中心に151のテナントが入り、そのうち9割の136店舗が静岡初出店でした。

開店から2025年で18年。生活雑貨店の「ロフト」など静岡市内では「ここだけの出店」といった店舗も多く。初売りのほか、夏の恒例イベントビアガーデンも屋上で行われるなど、多くの人でにぎわいを見せていました。一方、時代の流れとともに変化が…。

(パルコ 溝口 岳 取締役)
「やはり、若いお客様を中心にという役割を担っているということでスタートを切りました。広域からのお客様もご来店をいただきながら開業からビジネスを続けてきたというような流れでございますけれども、商業環境の変化の中で、だんだんとお客様の思考が変わっていったり来店エリアが少し狭くなったりといったような中での現状の推移になる」

この18年間、「若者文化の拠点」としての役割を果たしてきました。成人式の同窓会で着るドレスを買いに訪れたというこの人は、パルコに学生の頃の思い出が詰まっていると言います。

(焼津市民)
「高校生の頃に、学校帰りに寄ったりして、ロフト見たりコスメ買ったり、ごはん食べに行ったりしてた。寂しいです、結構、頻繁に来てたので」

一方で、こんな声も…。

(静岡市民)
「寂しいね。駅前が寂しくなる。静岡が不景気って感じがする」

近年、静岡市中心街では全国区の商業施設の撤退が相次いでいます。

2017年には若者をターゲットにしたファッションビル「SHIZUOKA109」が閉店。109の閉店から約3か月後に同ビルにオープンした若者に限らず幅広い年齢層をターゲットにした「静岡東急スクエア」もオープンから6年後に閉店。このほかにも、この地で51年に渡り営業を続けていた「静岡マルイ」も閉店するなど、この10年で静岡市街地から相次いで大型商業施設が撤退しています。

その理由とは…専門家に話を聞くと。

(静岡経済研究所 田原 真一 研究員)
「まず1つが、若年層を中心とした人口減少が挙げられると思います。また、コロナ禍をきっかけにインターネット通販が普及し、消費者の消費行動が大きく変容してしまったということもありまして。お客さんの来客数が中長期的に見て減少しているところです」

また、商業施設や商店街が連なる静岡駅周辺だからこそ、周りにも影響が及ぶ可能性を指摘します。

(静岡経済研究所 田原 真一 研究員)
「『静岡パルコ』の場合は、ファッションだったり生活雑貨で静岡パルコにしかないようないいお店もたくさんありましたので、そういったところが空洞化してしまうことによって、エリア全体の魅力が低下してしまうことが懸念されます。町全体の集客力が低下することによって、他のお店や、お店の来客数も落ち込んでしまうことが懸念されます」

2027年1月での閉店を決めた「静岡パルコ」ですが、ただ売るだけではなく、様々な取り組みも行っていました。販売だけでなく体験してもらうこと重点に、現在も東京・池袋で行われていた“恋にまつわるあるある”などを、文字で美しく表現する展覧会が行われているなど、あらゆる工夫をしてきました。

(パルコ 溝口 岳 取締役)
「コロナを経て体験価値を皆さまに提供していく役割を担うべきであるという部分において、私ども本部と連携をしまして多数の展覧会を『静岡パルコ』に誘致したようなことを、より一層、心がけてきている。それらの対策を取りながら、コロナ前の回復には至らず現状維持するといったような数字の推移になっております」

にぎわいの場として欠かすことのできない大型商業施設。静岡市の明るい未来の起爆剤となる新たな話題は出てくるのでしょうか?

12月1日、静岡市の難波市長は、私たちの取材に対し…。

(静岡市 難波 喬司 市長)
「残念だが、悲しむより次の展開。街の人たち、市民の人たちと考えていくことが必要。我々もいろいろな話を聞いている。期待感を聞いているので、次があると思って前向きに捉えていきたい」


引用元:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d1127e2c005fe0bbf0554681dc1246680b6afbb