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【速報】房総半島沖津波、5万7千人死亡の可能性 首都圏直下、7・6万棟損失も 千葉県の地震津波被害想定 3パターンを公表(千葉日報オンライン)

 千葉県は26日、県内で甚大な被害が予想される最大規模の地震について、最新の知見を反映した被害想定を公表した。2021年に産業技術総合研究所(産総研)の調査で判明した房総半島東方沖を震源とするマグニチュード(M)8・5の巨大地震のほか、2つの地震の被害を想定。房総半島東方沖の地震では最大で約5万7千人が死亡し、沿岸全域に津波が押し寄せる可能性がある。県は被害が大きい自治体への説明を始めており、災害への備えを急ぐ。(中田大貴)

 県が独自に行っている想定で、更新は2016年以来。30年以内の発生確率が約70%とされる首都圏直下型地震のうち、県内の被害が最も大きい県北西部直下型地震でM7・3が発生した場合の想定を更新した。約1000年前の発生が分かった房総半島東方沖の巨大地震と、100年以上が経過しリスクが高まっている大正型関東地震(M7・9~8・0)でも、新たに被害想定を行った。

 産総研の調査で判明した房総半島沖の巨大地震。発生すれば房総半島東方の沖合が広く震源域になるとみられ、揺れは銚子市などで最大震度7、県東部の広範囲で同6強と予想される。

 津波の最大波はいすみ市の12・8メートルで、発災から21分後に到達する。銚子市では12・5メートル(同43分後)、一宮町は12・1メートル(同36分後)、南房総市も8・4メートル(同22分後)と、外房の沿岸域全体に大きな津波が押し寄せる。

 冬の夜6時に起きたと仮定した場合、ゆれや火災、津波で失われる建物は約11万3600棟で、発災から2週間後の避難者は約79万5千人に上るとした。海沿いの多くが被害を受け、災害廃棄物の量は能登半島地震時の数倍となる約1175万トン。被害額はインフラなどの直接被害が約14・6兆円、経済活動の低下による間接被害は約1・7兆円になるとしている。

 死者は約4万2100人と推計した。うち津波では約4万200人が亡くなるとされ、全員が地震後5分以内に避難行動を開始したとしても約8200人が死亡する。発生時が冬の早朝であれば、避難行動が迅速でも約2万2700人の死者が出るという。

 ただ産総研の調査では、約1000年前の地層に津波堆積物が見つかった以外のことは分かっていない。地震の周期性が判明していないことから、今後30年以内の発生確率は「不明」とした。


引用元:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2277cf94dedba814e5b66cbce6c7c400433e9ab